新潟県総合型地域スポーツクラブ
経営サポート事業
1. 目的
地域の各分野・団体との連携・協働の取組についての経験が不足している新潟県総合型地域スポーツクラブの実情に応じ、有識者・専門家の支援によって経営力の強化を図るモデル事業を実施する。
2. 事業概要
①クラブで経験不足な点や課題を整理(自己分析)
②中小企業診断士による診断・助言、大学教員等の有識者・専門家による指導・助言(全指定クラブ共通)
③クラブ内で先進事例の調査・視察、職員研修等や試行的事業を計画・実施(各クラブで企画・実施)
(例)
- 先進的クラブや異分野NPO法人を訪問
- 専門家による役職員研修を実施
- 職員が講習会やセミナーに参加
- 試行的な事業の実施
- その他クラブ提案の活動
④支援・育成会議
専門家を交え、指定クラブ合同で会議を開催し、ノウハウ等を共有
⑤成果の共有
モデル事業の成果を新潟県総合型クラブで共有し、クラブ全体の質的向上を図る
3. 期間
令和2年度~令和3年度(2年間継続指定)
4. 指定クラブ
第1期(令和2~3年度)
指定クラブ | 主な課題 | 取組内容 | 改善状況 |
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NPO法人 悠遊さんぽくスポーツクラブ (村上市) |
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三条市総合型地域スポーツクラブりんぐる (三条市) |
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NPO法人Tap (津南町) |
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NPO法人ユースポ! (湯沢町) |
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※概要のみを記載しています。
※当初の課題とアドバイザー(中小企業診断士、大学教員)の助言等により、取組内容(改善事項)が変更になっている場合もあります。
令和2年度 支援・育成会議
令和3年3月24日(水)に新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター大研修室で支援・育成会議を開催。各指定クラブからの計画内容、事例発表を踏まえ、審査委員及びアドバイザーを務めていただいた新潟医療福祉大学健康科学部健康スポーツ学科 武田丈太郎講師、中小企業診断士 土田克則氏をはじめ各指定クラブ担当の中小企業診断士 小山直久氏、今井進太郎氏、平野康晴氏から、専門的なアドバイスや情報提供をしていただきました。各クラブの取組内容の共有化を進めるとともに、指定クラブ、有識者・専門家及び県・県スポーツ協会相互の連携促進を図り、また、会議の動画配信を行うことで新潟県総合型クラブ全体の質の向上、経営の安定化を進めていけるよう情報共有を行いました。(所属等は開催時)
令和3年度 支援・育成会議
指定クラブ及び5名のアドバイザーによる支援・育成会議を3月17日(木)に新潟県健康づくり・スポーツ医科学センターで開催(オンライン併用)し、指定クラブがこれまでの事業の進捗状況、実績や成果と今後の展開などについて発表。その後、クラブ同士の情報交換、アドバイザーからの質疑応答と助言を行い、関係者全員で事業を総括しました。
アドバイザーからの2年間にわたる指導、助言により、気づきや学びを得て、クラブが自らの組織や理念・ビジョンを見直し、地域の特色や強みを再発見し、事業を再構築する機会となりました。また職員のスキルアップを図ることができ、クラブの経営力強化をサポートすることができました。