水分補給の大切さ

お知らせ

いよいよ夏本番！これから暑い日が続きます。
水分補給の大切さを理解し、スポーツ時における熱中症などを予防しましょう。

●水は大切
体内の水分は「溶解」「運搬」「体温調整」の3つの役割があり、生命を維持し身体が正常に機能するために重要な役割をしています。人の身体は60%水分で占めており、不足（＝脱水）するとのどの渇きやめまい、食欲不振など熱中症の症状が現れ、そのまま脱水の状態が続くと、最悪の場合は死に至ることもあります。また、子どもの場合は、大人よりも水分比率が多い（65-80％）ことに加え、体温調整が未熟で汗をたくさんかくので、さらに注意が必要です。

●水分補給の目的とは
脱水によって引き起こされる熱中症を予防することと、運動時に使うエネルギーの補給、パフォーマンスの低下を防ぐことです。

真夏の暑い中での運動は、身体に大きな負担がかかります。水分補給はもちろんのこと、栄養や休養にも配慮しながら安全にスポーツを楽しみましょう。

次回は、運動や試合の時には、どのようなことに気をつけて水分補給をしたら良いのか「スポーツ時における水分補給の注意点」についてお伝えします。

コラム筆者：新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター
公認スポーツ栄養士、管理栄養士、健康運動指導士　三留美和

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