令和４年度総合型地域スポーツクラブ研修会を、12月6日（火）に新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター大研修室とWeb会議システム「Zoom」を利用してハイブリッド形式で『クラブの取り組みPR大会』をテーマとして開催しました。参加者は、総合型クラブ関係者、市町村行政担当者、その他スポーツ関係者の約５０名。

普段から素晴らしい取り組みを行っているクラブが、その魅力に気づいていないこともあり、クラブの地域が異なるため、全体で共有したほうが有益であることから、取り組みの発表（アウトプット）する場として「①業務効率化」「②地域貢献」「③事業活動」「④組織維持」の４つカテゴリーで、PRシートを事前に作成いただき、下記の3つの視点を意識し研修会に参加していただきました。

【発表者視点】
• クラブでの取り組みを客観的な視点でより深く理解することができる。
• アウトプットすることで発表者の成長につながる。（文書構成力、プレゼン力）
• 読む人を想定して「想い」をのせた資料作りのノウハウ獲得できる。
【参加者視点】
•他のクラブでも再現可能な活動を取り上げてもらっているので、参考にしやすい今後の活動のアイディアとなる。
•質疑応答などを通じてクラブ間での交流を活発にできる。
【主催者視点】
• 継続的に開催することで県全体のクラブの質的充実を図ることができる。
• 今後の研修会のテーマを見つけることができる。
• 様々な役職の人が参加しやすい環境を整えることができる。

研修会では、４つのカテゴリーの発表を聞いた後、各グループに分かれ情報交換を行いました。

本研修会の参加者からは、「自分のクラブは大したことをしていないと思っていたが、様々な方から興味を持っていただいたり、改善策を一緒に考えてもらえたりして、とてもよかった。」「当クラブでも、そのままではなく、内容を変えてクラブの色を出しながら実施できればと思った。」「サッカーワールドカップの日本代表を国民が応援したいと思うのは、熱い想いと行動（プレー）によるもの。私たち総合型クラブのメンバーが住民や地域に対して、また仲間に対して熱い想いを持って行動しなければならないと自分自身に言い聞かす機会となった。」や「時間が足りなかった」という声が多くあり、大変盛り上がった研修会となりました。

現在、新潟県内には総合型クラブが３５クラブあり、子供からお年寄りまで幅広い世代の誰もが気軽に参加でき、いろいろなスポーツなどを楽しむことができます。
さまざまなイベントや日々の教室などを地域の方に提供できるように、質的向上やクラブ間での情報交換、連携を図っています。

是非、お近くの総合型クラブでスポーツ等をしてみませんか。
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